概要

最近、ビジネスシーンにおいて、”SDGs”を耳にすることが多くなってきたと思います。

SDGsは2016年から国連と193か国の全加盟国の合意の下で始まった2030年までの世界の共通目標です。民間セクターへの浸透が急速に進んでおり、2019年の政府調査によれば、日本の上場企業のSDGs認知度は96.7%に達しています。今後、中小企業への浸透も急速に進んでいくことが見込まれています。

SDGsは顧客の売買、株主の投資、社員の就労、協業企業の取引といった、ビジネス成功の鍵となる人々の行動原理に影響しており、全ての企業にとって無視できない市場環境変化となっています。また、SDGsはビジネスチャンスやイノベーションの機会ともいわれます。ダボス会議で1,300兆円規模とされた膨大なSDGs需要に対し、経営戦略に取り込むことで、売上や事業の拡大に加え、企業価値の向上に繋げる事例も増えてきました。成長を続ける企業と第一線のビジネスパーソンにとってSDGsは”標準装備”となりつつあります。

しかしながら、多くの企業では認知はしていても理解度が浅く、会社として取り組み、成果に繋げるには多くの悩みを抱えているのが現状です。SDGsを「知っている」ことと「理解している」こととは全く異なり、「(実践)できる」というレベルは更に遠いところにあります。

弊社のSDGs eラーニングでは、企業のSDGs実践に関する最新の研究成果と先人の知恵を、初学者でも理解できるよう入門編から易しく解説していきます。経営企画、新規事業、CSR、営業、広報、R&DといったSDGsに直結する部門だけでなく、全てのビジネスパーソンが自身の持ち場でSDGsを導入・活用できるようにしていきます。

カリキュラム・研修内容

弊社は対面型の実研修として、①導入編、②基本編、③実践編の3つのレベルと、1)座学・クラスディスカッション型、2)演習・ワークショップ型、3)少人数OJT・メンタリング・コーチング型の3つのタイプを掛け合わせた、合計9カテゴリに分かれた体系的な研修を全部で47コース提供しています。

このうち、座学部分の研修内容のエッセンスをもとに、次の4つの定型eラーニングコースを構築し、提供しています。

1 入門編:ビジネスパーソンのためのSDGs入門

所要時間・スライド数(目安)

約40分 / 30ページ程度

目標

企業にとってのSDGsについて、経営や事業における取り組みに向けた基礎知識と基本姿勢が社員全員に浸透する。

研修内容

負担を少なく短時間で全社員がSDGsの基礎知識を得ることに重点を置き、SDGsとは何か(What)、なぜ取り組むべきなのか(Why)というコンテンツがメインになっています。

[SDGsの正しい理解]

  • SDGsとは何か?
  • 「持続可能な開発目標」とはどういう意味か?
  • SDGsはどのようにしてできたか?
  • SDGsにはなぜ社会を動かす力があるのか?
  • SDGsゴール1~17
  • 日本国内のSDGs課題とは何か?

[企業にとってのSDGsの理解と使い方]

  • SDGsにおいて企業には何が期待されているのか?
  • なぜ多くの企業がSDGsに取り組んでいるのか?
  • ESG投資とは何か?
  • なぜ企業を取り巻く市場環境は変化しているのか?
  • なぜSDGsの社会構造化が進んでいるのか?
  • SDGsへのよくある間違った取り組み方
  • SDGsの良い取り組みとは何か?
  • 企業のSDGs実践の優良事例
  • SDGs実践の正しい始め方とは?

[確認テスト・回答] *省略可

2 事例編: 企業におけるSDGs導入・実践事例

所要時間・スライド数(目安)

約30分~120分 / 20ページ~100ページ程度 

*事例数とそれぞれの事例の深堀りのレベルはカスタマイズできます。それにより必要となる所要時間とスライド数が変わってきます。

目標

企業としてSDGsを実際に導入し、実践していく方法を具体的に理解し、取り組み方法の検討及び第一歩が踏み出せるようになる。

研修内容

実際にSDGsを企業として実践していくためには、どのように取り組めば良いのか(How)に関する知見の獲得が不可欠になります。そのため、先進事例を通してSDGsの実践ノウハウを学べる内容になっています。

[企業のSDGs実践の基本]

  • SDGsへのよくある間違った取り組み方
  • SDGsの良い取り組みとは何か?
  • 企業のSDGs実践の基本手法

[企業のSDGs実践の優良事例]

  • 先進企業の事例:事実・洞察・意思決定

[確認テスト・回答] *省略可

3 実践編: 部門別のSDGs導入・実践の具体策

所要時間・スライド数(目安)

約30分~120分 / 20ページ~100ページ程度

*対象とする部門(経営、人事・採用、広報・CSR、営業、事業、研究開発等)の数、及び目指す実践の方法と深度によりカスタマイズできます。それによって必要となる所要時間とスライド数が変わってきます。

目標

各部門の日々の業務の中にSDGsを実際に導入し、実践していく方法を具体的に理解し、取り組みができるようになる。

研修内容

企業としてのSDGs実践を深めていくためには、どのように取り組めば良いのか(How)に関する知見を具体的に理解していく必要があります。そのため、 「企業によるSDGsの実践の具体論」を学びます。特に、SDGsを使った1)経営と組織の強化、2)事業の創出と革新、3)市場の共感や信用の拡大、についての実践手法を学ぶことを提案します。また、それぞれの手法のうち、特に関係の深い要素を深掘りしていきます。

[部門別のSDGs導入・実践の具体策]

経営にSDGsを取り込むにはどうしたら良いか?
SDGsを使って組織・人材を強化するにはどうしたら良いか?
SDGsを使って新製品、新サービス、新規事業を創るにはどうしたら良いか?
SDGsを使ってイノベーションを興すにはどうしたら良いか?
広報やマーケティングにSDGsを取り込むにはどうしたら良いか?
IRにSDGsを取り込むにはどうしたら良いか?
SDGsでCSR活動をアップグレードさせるにはどうしたら良いか?
個人としてSDGsに取り組むにはどうしたら良いか?

[確認テスト・回答] *省略可

4 カスタマイズ編

上記に入っていない実研修コンテンツも多数あり、全て5~10分程度の内容に細分化したサブコンテンツになっています。そのため、ニーズに応じてそれらを組み合わせ、新規のコンテンツを加えるなどしたカスタマイズ型のカリキュラムを提供しています。

特徴・強み

弊社のeラーニングの強みは、SDGsに関する表面的な理解の醸成で終わらせず、その先にある本質的なアクションに繋がる実践的知見の提供にあります。主に次の3点が弊社の特徴です。

SDGsに特化した専門性

企業向けコンサルティング・人材開発事業の派生ではなく、”企業のSDGs実践”に特化した独自の専門性を確立しています。企業規模に応じた経営企画、IR、新規事業、CSR、営業、広報、R&D等、幅広い部門に対応した実践的なノウハウを蓄積しています。

最先端事例からの実践知

世界のSDGs先進企業200社以上が参加する国連のBCtA(Business Call to Action)や同じく130社以上の日本の先進企業が実践するJICAのSDGs/BOPビジネス調査を主導した専門家が在籍し、実体験と事例研究をもとに、最先端のSDGs実践方法論を開発しています。また、MBAの基本理論をベースに企業・ビジネスの文脈で体系化しています。

実践の第一人者による対応

SDGsの研究者や評論家ではなく、社会課題解決分野の最前線で活躍した実務経験と経営戦略・新規事業創出の体系的な知見を持つ実務専門家が、eラーニングの制作を直接手掛けています。

提供方法・フォローアップ

弊社ウェブサイトの特設サイトからオンラインで受講していただく方法から、SCORMや動画ファイルにて社内のイントラネット上でお受けいただく方法まで、幅広い提供方法に対応しています。

また、別料金にて、受講者からのQ&AをEメールベースで講師がお受けします。質問の多かった内容については、動画による指導を別途コンテンツを提供します。イントラネット向けに一度提供した教材のアップデート等も承っております。

なお、eラーニングコンテンツは全て法人様向けとなっており、個人の方へのご提供は行っておりません。

講師

下記の専門家がeラーニングの制作の主担当及び監修を行っています。

一般社団法人SDGsアントレプレナーズ代表理事 青柳仁士

2012年に国連本部のあるニューヨークでSDGs創設の国際議論に参画し、SDGs開始後の2016年に国連開発計画(UNDP)駐日事務所の広報官として日本の政府機関、民間企業、教育機関、メディア・市民社会等への初期のSDGs普及の責任者を務めました。
SDGsの機運を具体的な世界の課題解決力に変えるため、国連在職時に日本の民間企業約50社とともにSDGsをビジネスで解決するためのプラットフォームを設立・運営。SDGsビジネスの最優良事例の創出と実行に取り組んでいます。

略歴

  • 2001年 早稲田大学政治経済学部卒
  • 2001年 独立行政法人国際協力機構(JICA) 職員・主任調査役
  • 2006年 デューク大学公共政策大学院国際開発政策修士号取得
  • 2006年 ノースカロライナ大学国際平和・紛争解決コース修了
  • 2010年 国連開発計画(UNDP)対外関係・アドボカシー局政策顧問
  • 2013年 プライスウォーターハウスクーパース株式会社(PwC) マネージャー
  • 2015年 ハーバード大学エマージング・リーダーズ・プログラム修了
  • 2016年 国連開発計画(UNDP) 駐日副代表補・上席渉外広報官
  • 2018年 一般社団法人Japan Innovation Network ディレクター
  • 2019年 一般社団法人SDGsアントレプレナーズ 代表理事

SDGs研修実績

株式会社NTTドコモ/味の素株式会社/AGC株式会社/ソニー株式会社/電通株式会社/富士通株式会社/大阪信用金庫/富士通研究所/NTTラーニングシステムズ株式会社/株式会社NTTビジネスアソシエ東日本/株式会社東洋硬化/サンケン電気株式会社/新潟日報社/JETROアジア経済研究所/グロービス経営大学院/富士通エフサス株式会社/国連開発計画(UNDP)/独立行政法人国際協力機構(JICA)/一般社団法人CSV開発機構/一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ/公益社団法人日本環境教育フォーラム/One JAPAN/SDGs Holistic Innovation Platform (SHIP)/東京大学/上智大学/関西学院大学/東京外国語大学/関西千里高校/富山県滑川市立早月中学校/西東京市立谷戸第二小学校 等

費用・お申込み

費用はカリキュラム・研修内容、提供方法・フォローアップ及び受講人数によって異なります。ご要望内容を詳しく伺った後に、ご提案とお見積りをお送りさせていただきます。 本ページ末尾の「お問い合わせ」ボタンからご連絡いただければ、担当者より折り返しご連絡します。

ご発注後は、使用条件を書いた発注書の送付または契約書の締結を行い、eラーニング用特設サイトでの実施、または貴社でお使いのシステム用のデータファイルの納品・検収後、お支払をいいただく流れとなります。

その他

多言語版(英語、中国語等)の対応も可能です。