主催:SDGF、UN、Harvard Kennedy School etc.
SDGFは国連によって設立された SDGs の活動を援助するための複数の政府開発援助機関及び多国籍期間による国際開発メカニズムです。このサイトには様々な分野の企業によるSDGsアクション事例が 10 件以上掲載されています。
メインレポートは国連機関に向け、ビジネスセクターとSDGs達成に向けてどのように関わっていくべきかについて取りまとめています。3つのセクションのポイントは以下の通りです。
1 SDGs実践が必要な理由と背景
第1章では、SDGsの基礎知識を確認した後に、SDGs達成のためにビジネスと関わる重要性、およびビジネスにおいてSDGsに取り組む重要性が示されています。
2 SDGs実践のフレームワーク
国連機関がビジネスセクターと協力をする際に、多様性やSDGsビジネスのトレンドなどを分析する際に考案されたフレームワークです。「自社ビジネスとの結びつきの強さ」及び「外部のパートナーとの関わり」の2軸からなっています。20ページ目からの事例によりその具体策のイメージを持つことができます。縦軸である「自社ビジネスとの結びつきの強さ」については、商業的なものから慈善活動まで幅があります。一方、横軸の「外部のパートナーとの関わり」については、当該企業のみで事業を行っていることは少なく、パートナーシップや多くの企業と連携して行っているという特徴があります。
3 SDGs実践のアジェンダ
SDGsビジネスを行う際、国連機関が企業とどう関わっていくべきかを提言しています。鍵となるコンセプトとして、SDGsビジネスへの参画を促すInspire、国連機関や国との連携を強化し、企業にとってのビジネス環境を向上させるConnect、国連職員が必要な知識を備える必要性を説いたEquipの3つを紹介しています。