Business Fights PovertyはイギリスのB-Coupが母体となって運営されている非営利の組織です。2005年に設立されて以来、民間セクター、組織、地域を超えたコラボレーションをサポートし、現在20,000人を超える専門家と100近くのコンテンツパートナー(会員)のネットワーク形成に関与にしています。

公式のサポーターとして誰もが知っているような大企業やグローバル企業が登録されており、同組織の活動の認知度がうかがい知れます。

同組織はチャレンジアプローチと呼ばれるプロジェクトを数多く実施しており、社会問題の解決を目指す人々のコミュニティを形成し、サポートしています。
各チャレンジはグローバルネットワークを通じてプロジェクトメンバーを募るところから開始され、メンバーによる目標設定と分析プロセスを通じてソリューションを共同作成し、3〜9か月の期間で成果をもたらすというサイクルで行われています。

コンテンツパートナーとしてこのネットワークに参画した場合、自分が行っている仕事を紹介したり、取り組んでいるソーシャルビジネスや持続可能な開発コミュニティに関するアイデアを共有するだけではなく、専門家のアドバイスや専門会議への参加など貴重な機会を得られます。

同組織のホームページ上では、SDGsビジネスに関する記事(Article)、イベント、掲示板(Forum)、 報告書(Reports)などを閲覧することが可能です。

幅広い分野にわたるケーススタディを含む 50 ほどの報告書 (2020 年 11 月 27 日時点 )をダウンロードしたり、ケーススタディを取り上げている多くの記事を読んだり、掲示板ではトピックごとに関連する活動や各メンバーの意見を確認することができます。

多くの記事はビジネスを具体的に描き出すよりも、ビジネスのポイントを引き出しています。またコラムのような要素を含む記事もたくさんあり、特定のビジネスに関することではなくSDGsを取り巻く概況や変化についての一般的な知識を得ることもできます。トピックや地域別の検索も可能です。