持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD: World Business Council for Sustainable Development)は、持続可能な社会を目指す企業のトップが集まる国際的なネットワークです。ネスレ、アップル、コカ・コーラ、ケロッグ、ユニリーバ、ウォルマート、イケア、ダノン、フォード、タタグループ、中国石油化工集団(シノペック)、PwC等、SDGs分野で有名な錚々たるグローバル企業から新興国企業まで業種を超えて35か国より200社以上集まっています。日本からは、トヨタ自動車、三菱商事、住友化学、横浜ゴム等の企業が参加しています。

WBCSDは2050年までのビジョン「Vision 2020 ~ In 2050, some 9 billion people live well, and within the limits of the planet」を策定し、人間価値、人間社会の発展、経済、農業、食糧、エネルギー、建築物、交通、資源の9つの分野において、重点活動とKPIを定めて多様なパートナーとともに具体的なプロジェクトを遂行しています。

WBCSDの存在と活動自体がSDGs達成に向けた大きな推進力になっていますが、その一環としてSDGsに取り組む主体のための有用な知見を集約したウェブサイト「SDGs Business Hub」を構築しています。ここでは、世界中のSDGsの実践のための有用情報を「Resource」のページから入手・閲覧できる他、WBCSDのSDGsに向けた取り組みや最新情報の入手、ウェビナーやブリーフィングへの参加、個人としてSDGsに取り組むヒントをまとめた「Good Life Goals」等の独自ツール入手を行うことができます。

出版元:World Business Council for Sustainable Development(WBCSD)

ウェブサイト(SDGsビジネスハブ資料集)を見る(英語)