グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)が発行している企業向けの様々な研究レポートです。各企業がSDGsをビジネスを通して実践していく上で、役に立つツールや資料を積極的に作成し、公表しています。

特に、国連グローバル・コンパクトが作成した企業のSDGs導入の最初の指南書となった『SDGs Compass』、及び産業別SDGsの手引書である『SDGs industry Matrix』を和訳したレポートは、多くの企業や関係者によって参照されています。

このサイトはそうしたGCNJの作成資料をとりまとめており、これまでのものがまとめて参照できるとともに、今後のアップデート資料を入手することができます。 2019年現在で本サイトに掲載されている主な資料は以下の通りです。

『CSR調達 セルフ・アセスメント・ツール・セット』日本語版 英語版

『SDG Industry Matrix日本語版』


『ビジネスと人権ー日本企業の挑戦』


『CSR調達入門書-サプライチェーンへのCSR浸透』日本語版 英語版

『SDG Compass SDGsの企業行動
指針

『企業の持続可能性に関するガイド -持続可能な未来を創造するために』


『Advanced COP 解説書 -2013年3月改訂版Advanced COPの解釈と事例


「ポスト2015における企業エンゲージメントの基本構図」


『サプライチェーンにおける望ましいCSR活動のあり方

http://www.ungcjn.org/activities/help/index.html

国連グローバル・コンパクト(UNGC)は 世界経済フォーラム(WEF)の1990年の年次総会(ダボス会議)にて、当時の国連事務総長だったコフィー・アナン氏が提唱し、2000年7月に国連本部で正式に発足したイニシアチブです。

人権、環境、腐敗防止等の10個の原則に賛同する企業・団体のトップ自らが署名を行い、持続可能な開発のための世界的な枠組みを構築していくという国際的な取り組みです。国連本部の中に事務局が置かれていますが、国際機関というよりは、賛同企業・団体の自発的なネットワークという位置づけになっています。

2020年現在、160か国から9500社以上の企業が参加しています。日本においても正会員340企業・団体(2019年9月26日時点)を擁し、SDGsだけでなく国連の様々なイニシアチブに関する日本の民間企業の実践を促進しています。

日本のGCNJは国連のUNGCの日本におけるローカル・ネットワークとして、2003年に発足しました。当初は日本の国連広報センター内に事務局を置くネットワークでしたが、その後任意団体となり、2011年からは一般社団法人として活動しています。国連や国際機関ではなく、法人としてはUNGCとは別組織の位置づけになります。

発行元:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCN)

『持続可能な世界実現のためのお役立ちシリーズ』Global Compact Network Japan (GCNJ)