第11回目の放送のゲストは、株式会社日本フードエコロジーセンター 代表取締役の高橋 巧一さんです。
同社は神奈川県相模原市に本社を構え、現在は180か所以上の事業所から、一日約35トンの食品ロスが集められ、それを元に養豚場のエサを製造しています。

同社の事業や功績が認められ、第二回『食品産業もったいない賞』の食料産業局長賞をや、第二回『ジャパンSDGsアワード』の最高賞である、SDGs推進本部長内閣総理大臣表彰など数々の名だたる賞を受賞しています。

同社の事業の仕組みの社会価値が高いのは、まず社会課題となっている『食品ロス』を利用して養豚場の餌を作り、農家に格安で提供することで、食品ロスを出してしまっていた事業者のリサイクルを助け、処理費のコストダウンを実現するのと同時に、農家にとっては海外の割高な飼料からエサ代を抑えることができている点です。また同社の事業を通じて事業者と農家からの両方から収入が得られるため、安定的な雇用を生み出すのと同時に環境負荷の低減にかかわる取組が行えています。

現在の日本では、毎日食品工場から約1トンの食品ロスが発生してしまっている状況です。その背景には、発注された数の商品を用意できなかった場合、工場側が発注者に莫大なペナルティを払わなければいけないため、多めに作らざるを得ない状況になっているという食品業界の現状があります。

社会課題を解決するには、経済の仕組みから県境や自然保護の取り組みをしていかなければ、世の中の仕組みはなかなか変わらないと高橋社長はおっしゃっていました。その点で同社の取り組みは、事業を通じて安定的な雇用を生みつつ、さらに環境負荷を低減するという『社会的インパクト』を世の中に与えています。

公式Youtubeチャンネルでは、高橋社長の経歴やこの事業を始めたきっかけなどもお聞きいただけます。


毎週日曜の朝7:00からTOKYO FMでオンエアされる「SDGsティーチャー」。過去の放送分の視聴や聞き逃し配信は、AuDeeやRadikoといったラジオアプリからも可能です。

https://audee.jp/program/show/51837

今回の放送では特に数多くの賞を受賞し、SDGsの一歩進んだ日本フードエコロジーセンターの好例を通じて、企業が目指すべきSDGsへの姿勢などが学べます。