ゲスト:バリュードライバーズ tabeloop事業部マネジャー 伊藤 尚平さん
パーソナリティ:弊社代表パートナー 吉野 賢哉 / フリーアナウンサー 魚住りえ

サステナフォーカス

SDGsに取り組んでいる企業のトップやSDGsのキーパーソンにお話を伺うサステナフォーカス、今回のゲストは、バリュードライバーズ tabeloop事業部マネジャーの伊藤尚平さんです。

バリュードライバーズは、『2030年までに食品ロスを半減する』をミッションとして掲げ、まだ食べられるにも関わらず廃棄されてしまう食材を、レストランや個人消費者などの買い手に届けるフードシェアリングプラットフォーム「tabeloop」を運営しています。2021年2月には、消費者庁主催の食品ロスの削減に功績がある団体を表彰する「食品ロス削減推進大賞」の表彰式で、「審査委員会委員長賞」を受賞するなどその取り組みが高く評価されています。

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吉野:まずは、たべるーぷの仕組みを教えていただけますか?

伊藤:消費期限が過ぎたものや形の悪い農産物など訳アリの食品をインターネット上でお得な価格で購入できるフードシェアリングサービスです。

魚住:スーパーでも形の悪いキュウリとかナスとかありますけど、料理すると全くそん色なく美味しく食べられるものが多いので、こういったサービスは良いですね。どういった方が利用されているのでしょうか?

伊藤:売り手側はメーカーさんとか在庫が多くなってしまっている卸さんとか、生産者さん・農家さんが多いですね。買い手側は、一般のお客さんがお得に買って頂いたり、量をたくさん使うチェーン店、高齢者養護施設などの方に使って頂いています。

吉野:具体的には、どんなものが扱われているのでしょうか?

伊藤:食べるには問題ないけど見た目が悪かったり、賞味期限が近かったりといったものを一次加工品、加工品、お土産物までたくさん扱っています。今まで人気だったのは、ラベルに傷がついてしまったけど中身は問題ないワインですね。飲食店ではボトルでは扱えないのですが、グラスでお出しできるので人気です。

吉野:食品ロスをなくす取り組みをしている団体は国内外に多くありますが、tabeloopの特徴は?

伊藤:我々の特徴はウェブ上だけでなく、リアルの場でもそういった食品を提供していきたいという想いでやっています。例えば、マンション共用部で折れてしまった大根とかの訳アリ商品を販売させて頂いたりしています。他にも、少しだけ傷ついてしまったイチゴを使って、イチゴクレープをキッチンカーで販売するといったイベントを多く開催しています。

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