ゲスト: SDGsデジタル社会推進機構 木暮 祐一さん
パーソナリティ:弊社代表パートナー 吉野 賢哉 / フリーアナウンサー 魚住りえ

サステナフォーカス

SDGsに取り組んでいる企業のトップやSDGsのキーパーソンにご出演いただき、お話を伺うサステナフォーカス。本日のゲストはSDGsデジタル社会推進機構 小暮祐一さんです。

一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構は、「新しい未来をデジタル社会の推進で」をスローガンに、今年7月1日に活動を開始しました。事務局長を務める小暮さんは、出版社勤務、携帯電話情報サイトの編集長などを経て、2013年から青森公立大学経営経済学部地域みらい学科の准教授に。2008年から地方でのICT利活用推進のための活動に従事されています。

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吉野:SDGsデジタル社会推進機構とはどんな取り組みをしているのでしょうか?

小暮:SDGsもそうなんですが、デジタル社会を推進したいというのが一番目指していることです。私はこれまで地方のデジタル化に携わらせて頂いていまして、特に地域振興や地方創生という言葉がありますが、その中でもITやICTを手段として活用して地域にどんな貢献ができるのか、ということを青森を中心に各地で展開しています。こうしたことに携わる皆さんと全国レベルで集まって一緒にやっていこうと立ち上げたのがこのSDGsデジタル社会推進機構です。

吉野:青森で立ち上げられたというのはどういう経緯があったのでしょう?

小暮:都市部はインフラが比較的整っていますが、地方はインフラがまだ整っていない地域も多いので、そこに情報通信技術を入れてデジタル化をすることで、大きく変わると思っています。また、地方が元気になれば日本全体が元気になっていくだろうと期待して、地方を元気にする取組みをいろいろと始めているところです。

魚住:青森以外ではどのようなことをやられているのでしょう?

小暮:たまたまご縁があって熊本大学や徳島大学でも教えていましたので、それぞれの地域で現地の皆さんといろいろな取り組みをさせて頂きました。熊本の場合は医療の問題がありました。阿蘇などの山間部の患者さんが緊急の時に簡単に市内に移動できないという問題をなんとかできないか、というので情報通信技術を使って遠隔医療で先生が支援できる仕組みを作ったりしました。各地でまじめなところからエンターテインメントまでいろいろなところに携わらせて頂いたので、この経験をもっと多くの人たちに伝えていくというのが今の活動の中心です。

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