魚住:ここ数年、豪雨災害などで水の供給がストップしてしまう、という災害が増えておりますけれども、やはりお水を貯めておくという需要は今後も増えていきそうですね。

大久保:東日本大震災の後に備蓄水という概念が非常に強くなりました。特に東京都においては都条例でオフィスにおける備蓄水の設置が義務付けられるようになり、たくさんのお客様からそういうご用命を頂くようになりました。私どもがお届けしているリサイクル・リユースの水ですけれども、ボトルに備蓄水というタグをつけまして、お客様から定期的にお返し頂いてそれをリサイクルするという形でお客様が自然に備蓄しながら安全な水を飲んでいただけるというビジネスを展開をしております。

魚住:ちゃんと賞味期限があって飲みながら備蓄もしていくという形ですね。

大久保:そうですね。ダイオーズの水はピュアウォーターなので、ミネラルウォーターよりも賞味期限が長いです。なおかつ、温冷給水機で安心・安全に水を飲めるという機械なので、備蓄水には最適ということでご要望を頂くようになりました。

吉野:個人で備蓄されている方も多いと思いますが、賞味期限があったりして最後慌てて飲んだり、廃棄してしまうというようなことも起きがちですが、ダイオーズさんのように定期的に来ていただけると意識せずに賞味期限も管理できますね。ダイオーズさんでは、提供されるコーヒー豆の一部のレインフォレスト認証を受けた農園の豆を使ったり、お貸し出しするコーヒーマシンを長く使って頂くために会社全体としてSDGsに取り組まれているそうですね。

大久保:ダイオーズでは外務省のSDGsジャパンのロゴマークの使用が許可されまして、社員も非常にプライドを持ってマークをつけてお客様のところに出向いています。実際にお客様のところに行きますと、非常に好意的なメッセージが返ってくるということで非常に皆さん喜んで頂いています。

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